白井三二朗の「白黒つけてやるッ」
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プロフィール

白井三二朗

Author:白井三二朗
漫画家。
代表作は「ジョバレ」(ヤングマガジンアッパーズ)
「Dear Monkey西遊記」
「射鵰英雄伝 EAGLET」(月刊少年シリウス)
現在、ホビージャパンwebコミック「コミックダンガン」にて『ざしきのののの』を連載中。

横浜出身の野球人。虎党。お酒だいすき。

イラスト・漫画
お仕事募集中です。


下記アドレスにご連絡ください。
shirai32row☆yahoo.co.jp(☆を@にしてください)



リンク・1 連載中     『ざしきのののの』

ホビージャパンwebコミック「コミックダンガン」にて『ざしきのののの』を連載中です。  無料ですのでお気軽にご覧ください!

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ジョバレ 『ジョバレ』 DearMonkey西遊記 『Dear Monkey 西遊記』



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スタージョン・キャビアの味
書くことが見つからないので、好きな小説の話でも。




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シオドア・スタージョン  『一角獣・多角獣』 『人間以上』 『きみの血を』

SFを語ることが出来るほど乱読しているわけではないが、
とても好きな作家の一人。




SFは、大雑把に言うと次の二つに分けられるのだそうだ。
サイエンス・フィクション」と「サイエンス・フィクション
つまり、科学部分に重きをおいた作品か、ドラマに重きをおいた作品か、ということだ。

サイエンス・フィクション」はいわゆるハードSFのことで、
グレッグ・イーガンとかジェイムズ・P・ホーガンあたり。
日本の漫画なら攻殻機動隊や2001夜物語みたいなのかな。

それに対して「サイエンス・フィクション」は人間描写を中心にしていて、
SFアイディアはそれを引き立てるためのものになる。
作家でいえばレイ・ブラッドベリとか。




で、シオドア・スタージョン。
この作家は間違いなく後者。
日本ではあまり有名ではないが、アメリカでは短編の名手として知られており
その文体の美しさは「キャビアの味」と評されるほどだ。
(スタージョンとは、英語でチョウザメの意味で、キャビアはそこにもかかっている)

『一角獣・多角獣』はその切れ味を十分に堪能できる短編集。
「孤独の円盤」や「一角獣の泉」などを読むとご理解いただけると思うのだが、
この作家はとにかく可哀想な人を描くのがうまい。
また、この短編集は詩人でもある小笠原豊樹氏が翻訳しており、これが相性抜群。
キャビアの味を日本風にアレンジしてくれているような気がする。

一般にスタージョンの代表作といわれるのが『人間以上』。
白井もこの作品でスタージョンを知った。
途中から面白くて止まらなくなるのだが、
初めての人はちょっと読みにくい気がする・・・・。
ラノベ風の表紙にだまされた人も多いんじゃなかろうか。
2,3冊読んでから読むのがいいんじゃないかな。 

『きみの血を』はSFではなくてホラー小説に分類される。吸血鬼もの。
だが、これをホラーと呼ぶのはいかがなものか・・・。
ざっくり言ってしまうと、血液を嗜好する精神病者の物語だからな。
レポート形式で物語が展開するので、『アルジャーノンに花束を』とかが連想される構成。
読みやすいようで読みにくい小説なのだが、
そう思って読んでいると終盤であっと驚かされる。




スタージョンは愛の作家とも呼ばれているが、
その悲劇的立場から愛がすべてを解決する、という物語が印象的だ。
上の三冊とも、読み終わった後の感想は「愛って大事だな・・・・」だもんな。
これSF読んだ後の感想か?

奇想作家としても有名です。
少し変わった味のSF小説を読みたい方は、ぜひともオススメ!








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『IT』
スティーブン・キング 『IT』 読了。



スティーブン・キングといえば多くの小説が映画化されているので、
ご存知の方も多いだろうね。

↓のサイトでキング原作の映画を紹介していて、有名なタイトルが多いことがわかります。
スティーブン・キング作品を原作とした映画のベスト5&ワースト5







で、この『IT』。 本作も過去に映画化されています。


IT.jpg


アメリカのとある田舎町で発生する連続殺人事件は、
正体不明のIT(それ)が引き起こしていたものであった。
弟を殺されたビル・デンブロウら七人の少年たちはその真相を知り、力を合わせてITを退治した。

―――――物語はその30年後から始まる。


それぞれバラバラに故郷を離れ、社会的に成功した七人。
彼らの元に一本の電話が入る。
あのITが再び現れて事件を起こしているというのだ。
よみがえる恐怖。
しかし彼らは
少年の日に交わした約束のもと、ためらいながらも故郷に戻ってくるのであった。
もう一度ITと対決するために・・・・・。





っていうストーリーです。
パッと話を聞いただけで「おもろいじゃんか!」と思って早速購入。

ただねー・・・・
長いんだよ。   400p超が4巻。  うへっ。
というわけで、数ヶ月かけてちびちびと読み、ようやく終わった。




感想
面白かったよ!
スティーブン・キングの集大成にして最高傑作と呼ばれるのも納得でした。
『シャイニング』のホラー
『ショーシャンクの空に』の心地よさ
『スタンド・バイ・ミー』の郷愁
その全部が詰まってる感じ。


30年後の舞台が中心になっているのだが、
少しずつ記憶を取り戻していく形で、少年時代に起こった出来事が描写される。
その現在とのシンクロも、緊張感をかもし出していて面白い。

章ごとに登場人物の一人一人へとスポットが当てられていく作りなど、
実に確信犯的である。


キング作品への入門編としてはちょいとボリュームがありすぎるが、
海外小説に慣れた人なら楽しめるんじゃないかな。




ただひとつ気になったのが

<以下盛大なネタバレ>
続きを読む web拍手 by FC2
家族八景
落書き。

筒井康隆『家族八景』の火田七瀬


nanase-01.jpg



『七瀬ふたたび』が有名ですが、三部作の第一作はこの『家族八景』。
初登場の七瀬はあちこちの家庭でお手伝いさんしている。

今なら絶対にメイド設定になってるよな。
さらに正確には三つ編みのおさげなんだが、まあそこはいいや。



学生の頃に読んだので20年ぶりくらいに読み返したのだが、
やっぱり面白かった。
最終話のインパクトたるやハンパない。





ただ気になるのは、本作に出てくる男が
誰も彼も七瀬を陵辱する妄想しかしないってことかな(笑)

もはやエロ漫画のお約束ギャグみたいです。










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少女地獄
病院の待ち時間に、久しぶりな本を読み返した。


syoujyojigoku01.jpg
夢野久作全集⑧ 『瓶詰地獄』 『冗談に殺す』 『少女地獄』

やっぱりすごい。
狂気が溢れかえっているにもかかわらず、けっこう読みやすいんだよな。
これが大正から昭和初期の作品だというのが信じられない。

どの短編も凄まじいのだが、やっぱり『瓶詰地獄』がオススメだろうか。
知名度もあるし、枚数が少なくて読みやすいからね。


著作権が切れてるので青空文庫にありました。
夢野久作 『瓶詰地獄』 (青空文庫)

興味のある方はご一読あれ。






白井が夢野久作を読み始めたのは、
元・藤田プロの、はこたゆうじさんに強く薦められたから。

はこたさんは、とにかく奇想あふれる絵を描く方で
『うしおととら』を手伝っていた時もその才を発揮なされていたそうです。

先日個展を開かれて行ってきましたが、
夢野久作が大好きというのはうなずける感じです。

こちらがはこたさんの画集。
『ダークポップ』 はこたゆうじ

こちらも興味のある方はぜひぜひどうぞ。











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『明治断頭台』
huutarou01.jpg

山田風太郎 『明治断頭台』 読了。

太政官弾正台(役人の汚職を調べ糾弾する役所)の大巡察、香月経四郎と川路利良がフランス人美女エスメラルダの力を借りて次々とおこる謎の事件を解明する。明治開化期の社会と新政府を題材にした探偵小説の傑作。 amazon解説文より



明治時代初頭の、検察的役割を担う執務官の物語。
彼らがさまざまな殺人事件を解いていく。
おフランス帰りでギロチンを導入するような革新派だ。
金髪美少女が巫女になったりと、ちょっと時代を先取りしていたりもするぞ。



読み進めてみたんだが、
いまどき懐かしい物理トリックばっかり出てくるもんで最初ちょっと面食らった。
BD7かよっ!みたいな。
不可能犯罪に凝るのはいいんだけど、ちょっと子供だまし的にも見えてしまう。

また、そこまで明治初頭の藩閥体制について詳しくないので、
登場人物がなかなか頭に入ってこない。


つまらなくはないけど、ちょっと読みにくいかな・・・・・




と思っていたが、最終章「正義の政府はあり得るか」―――――

これを読んで評価は一変!
面白かったよ!
推理小説なのでネタは一切出せませんが、
傑作の名を冠するだけのことはありました。

こう考えると、
序盤の推理パートに古めかしい物理トリックを用いていたのも
わざとなんじゃないかと思える。




山田風太郎といえば忍法帖シリーズ。

だが、実は作家生活の後期に書かれた明治物やそのほかの時代小説のほうが
ファンの間では評価が高いらしい。

白井の中でも風太郎ブーム再燃中です。













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