白井三二朗の「白黒つけてやるッ」
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白井三二朗

Author:白井三二朗
漫画家。
代表作は「ジョバレ」(ヤングマガジンアッパーズ)
「Dear Monkey西遊記」
「射鵰英雄伝 EAGLET」(月刊少年シリウス)
現在、ホビージャパンwebコミック「コミックダンガン」にて『ざしきのののの』を連載中。

横浜出身の野球人。虎党。お酒だいすき。

イラスト・漫画
お仕事募集中です。


下記アドレスにご連絡ください。
shirai32row☆yahoo.co.jp(☆を@にしてください)



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「虐殺器官」
伊藤計劃 著  「虐殺器官」 読了。



genocidal-organ-01.jpg
↑こちらが普通の表紙            ↑こっちが帯つき。


見てのとおり、帯の紹介文にノせられて買ったわけっすな。
21世紀最初の十年のベストワンだっつーんじゃ、とりあえず読んどかにゃなるまい。






面白かった。

刺激的なタイトルから連想される通り、
かなりグロテスクな死者の光景も描かれているので
そういうのが苦手な方は生理的に無理かもしれません。

でも高い評価を受けるのが納得できました。







物語の舞台はテロとの戦いを迎えている現代の、延長線上にある近未来。
主人公は、アメリカ軍特殊部隊の隊員で
暗殺を主に請け負う腕利きの軍人です。
もっとも彼はそんなにマッチョなタイプではないんですが。
むしろ文学的だ。

内戦が頻発し、民族虐殺が激化する後進国を鎮圧するため
武装勢力幹部の暗殺任務を請け負った主人公。

世界各地を転戦し同様の任務をこなしていくうちに、
やがて一人のアメリカ人の存在が浮上することになる。

その男の名はジョン・ポール。
彼が訪れた国は必ずといっていいほど大量虐殺が生まれているのだ――――――









舞台としては近未来戦争物・諜報物というくくりになるのでしょうが、
SF的ガジェットによって物語の中心が展開されていくので
やっぱりこれはSF小説です。




まだまだ白井はSF小説も読み始めたばかりで
そこまで守備範囲が広くありません。
特にサイバーパンク以降は
いくらがんばって読もうと思っても、読めない。
物語がとりとめなくって読みにくいんだよ!
そのうち慣れてくれるんだろうか?

そんな感じで海外の古典SFから徐々に進化していっている身としては
新作の和製SFなんて一番手に取らんシロモノ。





なので、本書「虐殺器官」もかなり不安要素いっぱいで読み始めてみました。


案の定、導入部分の
内省的に過ぎる主人公一人称の世界描写で一回つまづいた・・・・

でも、蕎麦屋でカツ丼食いながらぼんやり続きを読んでいたら、
上に書いたあらすじの概要が見えてきて 
「む?これは気になってきたぞ」と。





パッケージや導入の雰囲気で
読みにくいSF特有の手ごわさがあるのかなと思ってました。
でも、実際は
ミステリーやサスペンスの要素を含んだエンターテインメントであったともいえる。

おそらく、文壇で評価されているのは
病んだ現代の側面を切り取ったところだったりするんでしょうが、
読者の俺からみれば、興味を駆り立てる事件や敵の配置にこそ
ページをめくる手を止めさせない力があったような気がするなあ。





これ、海外向けに翻訳されてたりするんかね?
SFの本場ではどのように評価されるのか、興味がわいてきました。









著者の伊藤計劃氏は俺と完全に同年代。 っていうか同学年。

しかし、まだ若いのに長年大病を患い
昨年三月に逝去されておられます。
巻末の解説に載せられた伊藤氏の母の言葉が涙を誘う。



本作で描かれていた、生と死についての力強い哲学は
闘病のベッドの上で生々しく培われたものだったのでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。















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コメント
「ハーモニー」もいいですよ
こんにちは。以前ブログに訪れていただいたさあのうずです。
「虐殺器官」面白かったですよねー。同じ伊藤計劃「ハーモニー」の方が若干スタイリッシュでとっつきにくい部分もありますが、共通する設定の話でこれもおすすめですよー。
サイバーパンクでつまづく人は多いのかなあ、と思いました。かくいう自分もそうだったんですけどね(笑)。
[2010/10/22 09:08] URL | さあのうず #- [ 編集 ]

Re: 「ハーモニー」もいいですよ
さあのうずさま

コメントありがとうございました。
「ハーモニー」今度ぜひ読んでみたいと思います。
二作目三作目って、作劇にしばりが生じてしまうので、良い出来にするのが難しいんですよね。
やっぱり、伊藤氏自身先のわからない身だったから、出せるものはすべて出しきる心構えだったのかもしれない・・・・。 


「虐殺器官」は、理解しやすい王道サスペンスのプロットを用いていたので非常に読みやすく、とてもいい刺激をいただけました。
最近の作品に多い主人公の内省的な一人語りって苦手だったんですけど、 本作ではそれほど嫌に感じません。
これをきっかけにSFの守備範囲が広がるといいなあ。

[2010/10/22 23:57] URL | 白井三二朗 #- [ 編集 ]


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