白井三二朗の「白黒つけてやるッ」
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プロフィール

白井三二朗

Author:白井三二朗
漫画家。
代表作は「ジョバレ」(ヤングマガジンアッパーズ)
「Dear Monkey西遊記」
「射鵰英雄伝 EAGLET」(月刊少年シリウス)
現在、ホビージャパンwebコミック「コミックダンガン」にて『ざしきのののの』を連載中。

横浜出身の野球人。虎党。お酒だいすき。

イラスト・漫画
お仕事募集中です。


下記アドレスにご連絡ください。
shirai32row☆yahoo.co.jp(☆を@にしてください)



リンク・1 連載中     『ざしきのののの』

ホビージャパンwebコミック「コミックダンガン」にて『ざしきのののの』を連載中です。  無料ですのでお気軽にご覧ください!

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ジョバレ 『ジョバレ』 DearMonkey西遊記 『Dear Monkey 西遊記』



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120P!
前回、野球ばっかやって遊びほうけているような記事を書いたが、
一応次回作のための準備もやっているのだ。




前にきったショートコメディのネームを、
もっと完成度を上げるために
改良中のところ。

あれよあれよという間に12話目まで作ってしまった。

ショートコメディで一話10Pとはいえ、全部で120P強・・・・。
うひゃあ やっちまった。
DSC00024.jpg
分厚すぎる。 こんないっぱい編集さん読んでくれるんでしょうか。






俺の能力の足りないところで、キャラクターが弱いって欠点がある。
連載が続いて、人物の相関関係が整っていくと
徐々に性格が立ってくるんだが、
第一話の底が浅い状況ではキャラが安易なものになりがちだという欠点。

これが後々自分の首を絞めていくという経験を何度かした。



今回、深い意味はなくどんどん先を進めて描いていっただけなのだが、
それによって序盤の
登場人物の動きにくさが解消されていったような気がする。

これはいい方法だった。
あらかじめ単行本一巻くらいネーム切っちゃうくらいのことをすれば、
必然的に作品世界が整ってくるじゃんか。




もちろんそんなことできる余裕なんて常にあるわけではないし、
締め切りないのに
たくさんネーム切るってすごく難しいことなんだけど、
今後もこのイメージは忘れないようにしておきたいと思った。







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勉強したことをここでメモ
ネームの直しを近所の作家さんに見てもらってご意見をいただいております。



同門のB先生のところにもちょくちょくお邪魔するのだが、
そこで話題に上ったことを、忘れないようにここでメモ。

B先生はどういうわけだか「けいおん」にやたらハマっていて、その良さを力説してくれる。
俺もかなり楽しんで観ていた派なので、非常に興味津々。
zakki-116.jpg









先に結論を言ってしまえば、
けいおんの力はキャラの描き方のうまさにあるのだが、
そのうまさとはどういうところなのかという点が議題になる。





けいおんは相当綿密なロケハンと取材を徹底してから制作されている。
その情報量によって、
物語の世界観が外堀からしっかり埋められている。
この情報量が、キャラの描き方をワンランクあげている要因だろうという話だ。



建物の設定、町の設定、小道具や音楽についての「あるあるネタ」など・・・・

そういう情報量がたくさんあると、
キャラの演技に余計な一手をあえて足すことができて、
その存在感に現実味が増してくるというわけ。





具体的にいうと、
たとえばけいおんの学校の階段にはなぜか亀の置物がある。
zakki-114.jpg

そういう設定があることで、
「じゃあ唯が通る時、撫でていこうか」とか、「他の子だったらどんなリアクションになる?」
みたいなささいな演技が付け加えられることになるのだ。
zakki-115.jpg

こういうのは意識しないと忘れがちになるところなのだが、
些細な演技の積み重ねが、キャラクターの現実感を高めてくれることは間違いない。

準備してある情報量が多いと、そういう些細な演技のアイディアが出やすくなる!





キャラクターを立てるというのは、
無理して突飛な設定や性格を付け加えることばかりではないんだね。
地に足の着いた舞台の情報から
演技を引き出すってのが、かなり有効な手段なんだなあ。

ネームの修正をしながら、そういう点に気をつけています。







そもそも俺って不精者なので
物語世界の下準備が足りないことが多いんだよね・・・。(反省してます)

かなり基本中の基本でもあるのですが、、
しばしば忘れてしまうことなので、ブログでメモさせていただきました。














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背景を描こう
昨日の朝に、どうにか単行本の修正を片付けた。



一人仕事だったのできつかったー!
追い込みでも人知れずがんばらないといけないってのはしんどいね。

やっぱ持つべきものは仲間だと思うよ(斎藤佑樹的に)







11月9日の記事で強引に見開きにすることにしたこのページ。
zakki-091.jpg

俺が直接やってて過程を追いやすいので、また写真に撮ってみたよ。




さて、まずは間を埋める下描きをしよう。



kakitasi02.jpg
下描きの描き込み度合いは人によって違う。
でも、総じて迷いがない絵のときは下描き線も少なくてすむかな。



kakitasi06.jpg
さっそくペン入れ。
Gペン、カブラペン、丸ペン、マッキー、筆ペン(二種)、ピグマ(様々な太さ)
これら全部を使い分けて描く。
弘法筆を選ばずというけど、漫画家はむしろ状況によってペンを選んでナンボだ。



あんまり白いところがたくさん残っていると、ゴールがまだすごく遠いような気がしてゲンナリするので
一気に大まかなベタだけ塗っちゃおう。
kakitasi07.jpg



kakitasi09.jpg
木はひたすらピグマで点々をうって描く。徹夜の身にはコレが眠い!

kakitasi08.jpg
がんばれ俺。



kakitasi10.jpg
木が終わった。
あとは岩の仕上げと地面の草を描いて、描きモノはおしまい。
強弱のつけやすいGペンと、強弱のつきにくいカブラペンを使い分けて描く。



kakitasi11.jpg
描きモノ終わり。次はトーンだ。



kakitasi12.jpg
すでに削り始めています。
青鉛筆で雲の形の下描きをして(薄い青で描いた線は印刷に出ない)
カッターや砂消しゴムを使いながら雲を表現していく。


村枝プロ時代には「RED」でいっぱい夕焼け空を削ったなあ。

今回の直しの絵を見るとわかりやすいけど、
空のパースがドーム状に弧を描くようなイメージで削っていくと
広い空になるのだ。



kakitasi13.jpg
地平線付近の雲は遠くにあることになるので、どんどん小さく細長くなっていく。

これで削りは完成だ。余分なトーンを一気にはがそう。
キレイな雲の形が突然現れてくるから、これが空を削ってて一番好きな瞬間。












kakitasi14.jpg
気持ちいー!!


最後に、汚れをホワイト(ミスノン)で修正したり、絵のバランスを微調整したりする。



kakitasi15.jpg
完成!


漫画描くのも大変だよね。
スタッフの皆さんいつもご苦労様です!















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ベタ塗り
11月5日の記事での拍手で、
「髪の毛の塗り方を教えてください」というコメントをいただきました。



いやあ 俺なんかよりよっぽどうまい描き手がいっぱいいるんだがなあ。
しかも最近では、自分の手が忙しくって
スタッフに髪の毛を塗ってもらうことのほうがダントツに多いのだ。

でも、単行本の書き直しでちょうど髪の毛塗ってる最中だから
カメラで撮ってみたよ。






なにか秘伝めいたコツとかがあるわけじゃないんだよね。
強いて言えば光源を意識することくらいか。

betanuri01.jpg
慣れてきたら必要なくなるけど、下書きで髪の毛の流れを簡単に描いておくといいです。
さっそく塗り始めよう。



ベタは筆ペンを使って塗る。

結構どの筆ペンを使うかってのは重要で、
ホワイトを乗せても大丈夫な顔料インクでないといけません。

シャープな穂先を利用して塗るのが大事。

betanuri02.jpg
このとおり、
髪の毛のとがったパーツは筆ペンの穂先をそのまま押し当てるように描く。

betanuri10.jpg




betanuri03.jpg



もういっちょ
betanuri04.jpg



betanuri05.jpg
塗りやすいように原稿用紙の角度はくるくる回っています。
時には俺のほうが回ることすらあります。


光が当たっているであろう方向は白を残し、
逆側は思いきって暗めにすることを意識して、ガンガン塗りたくる。




betanuri06.jpg
ハイ、ほぼ完成。

郭靖の場合はこれに軽くホワイトの髪の毛も付け足します。



betanuri07.jpg
これも同じように尖ってる側から穂先を利用して引く。



betanuri08.jpg



betanuri09.jpg
できました。





コツってほどのこと書いてなくてスマン・・・・

この手のタッチは大量に描いて体で覚えたものなので、
説明のしようがないんすわ。


他にも何か質問あればどしどしどうぞ。
最近日記のネタもないしね。














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マンガができるまで・8
<背景>

俺もアシスタント経験がありますので、
できることならば背景についてもいっぱい語りたいことがあるのですが・・・・・・!


いい加減8回もこのシリーズやってますので、そろそろ完結せんと。




背景です。


ネームの作業は孤独な戦いですが
作画はスタッフもそろってにぎやかに仕事してます。
やっぱり部活やってた人間からすると、こういう一体感がある方が好きですね!

この仕上げが入ると一気に原稿がマンガらしくなりますよ!



↓ペン入れ後  ここでアシスタントさんにお渡しします

manga-kakikata012.jpg


↓途中経過

manga-kakikata014.jpg


↓だいぶ完成 残すはトーン

manga-kakikata015.jpg


↓完成ー!

manga-kakikata016.jpg





本当に、毎月原稿があがっているのは
アシスタントさんのおかげです・・・・・。










背景を描いてもらう際に重要なことは、
作家とアシスタントの間にツーカーで通じる共通の感性があるかどうか、
という点です。

自分の場合は村枝プロで培われたものもありましたが、
初心者のアシスタントの方に仕事をお願いする時などには、なかなかそこが難しい。



すごくわかりやすく話をしますと、
「ここに、ラピュタの竜の巣みたいな雲描いてくれ!」
という指定をして、
ピンとくるかこないか・・・・・って話です。


マンガ家を目指してアシスタントを始めようとする方は、
ぜひ、いろいろなものを見て
作家さんと同じ土俵に立てるよう、準備をしておいた方が良いでしょう。







村枝プロでは
アシスタント全員が、自分も作家として原稿に取り組むことを意識付けられていました。

アシスタントだからといって、指定された背景をこなせばよいというのではなく
自分も表現者として背景を描くんだという姿勢です。



この教えは、良い背景を描くための必須条件だと思っています。











<完成!>





いかがだったでしょうか。
これにて特別企画「マンガができるまで」は終了です。


自分でも、色々と考えていたことを再確認できました。

ホントはもう少し細かく描きたかった部分もあるけど・・・・
ま、それはまた次の機会にとっておきましょう。



それではまた!











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